『インロー内径確認栓ゲージ』製作事例|φ60・±0.0015を短時間で判定する高精度測定ソリューション

インロー穴の内径測定を『誰でも・短時間・高精度』に標準化|通止ゲージによる現場改善事例

本ページでは、『インロー内径測定』『栓ゲージ』『通止ゲージ』『高精度内径測定』『測定の標準化』に課題をお持ちの製造業・品質保証・生産技術部門の方に向けて、実際の解決事例をご紹介します。

特に、
『内径測定のばらつき』『測定時間の長さ』『測定者依存』
といった課題に対する具体的な解決策を解説します。


■ 課題解決事例

案件名:『インロー内径確認栓ゲージ』の設計・製作


■ 製品仕様

名称:インロー内径確認栓ゲージ
形状:段付き・栓ゲージタイプ(通り/止まり・片口)
材質:SKS3
仕上げ:研削加工(▽▽▽)
熱処理:焼入れ・焼戻し・サブゼロ処理(HRC58〜)
表面処理:黒染め
数量:1
測定対象径:φ60 ±0.0015(公差幅3µm)
当社製造番号:25-02391


■ 用途|インロー内径確認栓ゲージとは

インロー内径確認栓ゲージは、機械部品の『位置決め精度』を左右するインロー部の内径を、
『通り・止まり』で瞬時に判定する専用測定工具です。

・嵌合精度の確認
・センタリング精度の担保
・組立品質の安定化

において重要な役割を果たします。


■ お客様の課題

本案件では、以下のような課題がありました。

・インロー穴(約φ60)の寸法を短時間で確認したい
・ノギスや内径マイクロでは測定が難しい
・作業者による測定バラつきをなくしたい
・誰でも同じ判定ができる測定方法にしたい

インロー部は、
『わずかな寸法誤差が位置ズレに直結する重要部位』であり、
高い測定信頼性が求められます。


■ 解決策|通止栓ゲージによる測定の標準化

① 通り/止まり判定で瞬時に判断

栓ゲージ方式により、

・通ればOK
・止まればNG

という明確な判定が可能となり、
測定時間の大幅短縮と判断の標準化を実現しました。

② φ60で±3µmを実現する高精度加工

本仕様は

『φ60 ±0.0015(公差幅3µm)』

という極めて高精度な要求です。

大径になるほど、

・真円度
・円筒度
・温度変化
・加工条件の微小変動

の影響が大きくなり、ミクロン単位の管理が難しくなります。

本製品は、

・温度管理された加工環境
・高精度研削加工
・ゲージ製作のノウハウ

により安定した精度を実現しています。

③ アルミワーク対応の面粗度設計

測定対象がアルミ材のため、

『ワークに傷を付けない表面品質』

が重要となります。

研削加工により、
滑らかで均一な面粗度(Rz1.6以下)を実現しました。

④ 作業性を考慮した構造提案

本案件では、

・測定部:SKS3(耐摩耗性)
・ハンドル部:アルミ(軽量)

のハイブリッド構造も提案可能でした。

今回はコスト優先で一体構造を採用していますが、
『現場の使いやすさまで踏み込んだ設計提案』が可能です。


■ 導入効果|測定現場の改善

本ゲージの導入により、以下の効果が得られます。

・測定時間の短縮
・測定結果のバラつき低減
・作業者依存の排除
・測定の標準化
・品質保証の信頼性向上

『誰でも同じ結果が出る測定』を実現します。


■ 渡辺精密工業が選ばれる理由

・高精度ゲージ製作の豊富な実績
・ミクロン精度の研削加工技術
・設計から製作まで一貫対応
・用途に応じた最適構造の提案
・現場視点の使いやすさ設計


■ よくある質問(FAQ)

Q1.インロー内径確認栓ゲージはどのような用途に使われますか?
A1.インロー部の内径寸法を通止判定で確認し、嵌合精度や位置決め精度を保証するために使用されます。

Q2.なぜノギスや内径マイクロではなく栓ゲージを使うのですか?
A2.通止ゲージは判定が明確で、測定者によるバラつきがなく、短時間で正確に判定できるためです。

Q3.φ60で3µm精度はどの程度難しいのですか?
A3.大径になるほど形状誤差や温度の影響が大きくなり、ミクロン単位の管理は非常に難易度が高い領域です。

Q4.ワークに傷が付く心配はありませんか?
A4.面粗度を最適化しているため、アルミなどのワークでも傷を付けにくい設計となっています。

Q5.軽量化や使いやすさの提案も可能ですか?
A5.可能です。用途に応じて材質の組み合わせや構造変更をご提案します。


■ お問い合わせ

インロー・嵌合・内径測定・通止ゲージでお困りの際は、ぜひご相談ください。

『測定の標準化は、品質の安定化に直結します』
現場で“迷わず測れる仕組み”をご提案します。

「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。

👉 お問い合わせはこちらをクリック


渡辺精密工業株式会社 公式サイト

お問い合わせはこちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/

渡辺精密工業の製品例は、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/

■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など

<営業範囲一覧>

北海道
東北
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
関東
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
長野県
新潟県
富山県
石川県
福井県
岐阜県
静岡県
東海
中部
愛知県
三重県
近畿
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
中国
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
四国
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
九州
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県